ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ビユーティーウォーターとの出会い(2)

私はといえば、もともと心身ともに健康なほうではありませんでしたが、
20歳前半から医師として母として、忙しいストレスの多い生活を送っていたところ、
40歳の生活習慣病世代突入とともに高血圧になり、さらに42歳で乳がんになってしまいました。
血圧が、教科書通リに、あまりに早く上がってきたのも驚きでしたが、
親戚に乳がんがだれもいないし、子供も産んで、授乳は2回も1年以上したのに、
42歳で乳がんになった時はショックでした。
右乳房部分切除を受けて、放射線をあて、抗がん薬を7年間くらい飲みました。
そして現在は、おかげさまで、もうすぐ還暦ですが、
血圧も治療しているので正常ですし、乳がんのほうも15年以上再発はしていません。
ところで私の乳がんが治った後で、父方のいとこや、母方のおば達にも乳がんの患者が出てきて、
癌死する人もでてきました。
それで私は乳がんになりやすい遺伝があることがわかりました。
たまたま他の親戚よりストレスの多い生活だったため早く発症したと考えられます。
しかし早期に発見できて命拾いしたわけです。
私の乳がんは、開業1年目に見つかりました。
その当時新しく購入した検査機器は、すべて自分がまず検査して性能を確認していたんです。
その時たまたま乳がんがみつかりました。
現在の私の乳房は、すっかり脂肪に置き換わりフニャフニャなので、乳がんができたらすぐ発見できます。
しかし42歳の時の乳房は、乳腺がまだつまっていたので、自己触診ではまったくわかりませんでした。
現在乳がんは、10人に1人がかかるありふれた病気です。
家族や親せきに乳がんの患者がいなくても、1年に1回は乳がん検診を受けて、
毎日おっぱいは、素手で洗って、自己触診する習慣をつけましょう。
初期に発見できれば、死ぬことはありません。

さて乳がんも克服、高血圧もしっかり治療していると思っていたいた私は、
その後も50代後半まで、相変わらず忙しい、ストレスの多い生活を続けていました。
コリない性格なんですね。
するとなんと57歳で、劇症肝炎による肝不全にしまったのです。
この時は肝移植しないと死ぬと、家族は言われたそうです。
私は意識混濁のまま死地をさまよっていて、あとから聞かされました。
しかし今度も約3か月の闘病で、運よく劇症肝炎から復活したんです。
その後は、それまでに生き方を深く反省して、現在は仕事を半分くらいに抑えています。

しかし、しかし、しかし、酒もしっかりやめてて、規則正しい生活を1年ほどは送っていましたが、
人間というのは弱いもので、現在再び不摂生になっております。
“バカは死ななきゃ直らない”や、“三つ子の魂、100まで”は、かなり人間の真実を言い当てた名言なんですね。
そんな私に、あらたに訪れた試練が、腎機能低下です。
肝機能は、おかげさまで正常化しているんですが、
今度は腎機能が低下してしまったのです。
低出生体重児だったこと。不充分な高血圧治療、忙しい日常生活による交感神経の緊張、
過度の飲酒による脱水の持続など原因はいろいろ推定されますが、
現在のe GFRという腎機能を示す数値は、60という正常下限を下回っています。
50代後半で、腎機能障害のステージ3Aの腎硬化症と腎臓内科専門医に診断確定されました。
そして厳重な塩分制限と脱水予防を命じられています。
腎機能は、一度低下すると改善しない機能です。どんどん悪化すると最後は透析です。
死ぬまで透析にならないためにはどうすればよいかと色々悩んでいた時に偶然出会ったのが、
ビューティーウォーターです。
長々書いてますが、やっと次回ビューティーウォーターとの不思議な出会いのお話をします。