ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧

女性医療クリニックLUNA 横浜元町の婦人科の5つの特色

―漢方・不妊治療・慢性骨盤痛症候群・骨密度・乳腺との同時検診―みなさんこんにちは、 現在横浜地区のLUNAは、お引越しの最中です。 9月2日午後内覧会 9月3日スタートです。今回は、早々に2階部分の 女性医療クリニックLUNA横浜元町のご案内です。こち…

ドクター関口の下ネタトリビア(5)ー 総務部長はトランスジェンダーの著者岡部鈴さんとお食事しましたー

レディースコミックの歴史は 研究中なんですが、 先週お友達の真瑚さんと鈴さんが クリニックに訪問してくださったので、 そのご報告をします。 お二人と私は、 2年前のソフィア・バンコクという LGBTの人のタイでの手術のサポートをする 会社のクリス…

患者の治療感受性を推定するのが、医師の見立てである。 〰女性医療におけるQOL疾患患者(生活の質にかかわる疾患の患者)の治療〰

女性医療の場合、患者さんのほとんどは、 ”生死にかかわらない、しかしその症状があると生活の質が著しく低下する” QOL疾患患者さんです。 そしてこのQOL疾患に関しては、 かなりの確率で、老化やホルモン環境などが症状に影響を与えています。老化は予防す…

ドクター関口の下ネタトリビア(4) 加藤久美子先生が中学時代に萌えた”金瓶梅”とは?

さて今回は、 泌尿器科医の飲み会の話から始まります。 全ての泌尿器科医の飲み会がいつでもそうだとは言いませんが、 泌尿器科の飲み会の中には、 自分が知っている下ネタ話を披露して喜ぶという会が時々あるんです。10年以上前の、このような飲み会の時 …

TFSによる骨盤臓器脱手術(4)

(TFSによる骨盤臓器脱手術のメリット) LUNAで行われているTFSによる骨盤臓器脱手術のメリットは、・60分〰90分の手術時間 ・静脈麻酔併用局所麻酔の手術 ・全てのタイプの骨盤臓器脱の治療が、日帰りできるということです。 この特徴からTFSによる…

TFSによる骨盤臓器脱手術(3)

(インテグラル理論に基ずいたTFS骨盤臓器脱手術) このモデルで、腹圧性尿失禁と子宮脱に関しては、 それぞれ恥骨尿道靭帯と仙骨子宮靭帯(USL)を、 人工物のテープで再補強することにより克服可能となりました。 (Mid-urethral TFSとUSL sling TFS) しか…

TFSによる骨盤臓器脱手術(2)

(インテグラル理論について) P.P.PETROS教授は、TVT手術の開発根拠として 1993年にインテグラル理論を著しました。 この理論の主要な主張は、骨盤底の靭帯と筋膜には、重要な2つの役割がある。 1つ目は、骨盤内臓器の支持であり障害されると骨盤臓器脱と…

TFSによる骨盤臓器脱手術(1)

(骨盤臓器脱手術の種類) 現在骨盤臓器脱手術には、3つの系統があります。 ①人工のメッシュシートを使用しない従来の手術。 (NMRと総称されます。) ②人工のメッシュシートを経腟的に移植するTVM手術 ③人工のメッシュシートを、腹腔鏡下で移植する手術(L…

ドクター関口の下ネタトリビア(3) ”まったくバイアグラが売れなかった東洋の奇国日本”から”精子力アップ法”まで

さて真面目ネタの間の下ネタトリビアの日です。 本日は、 当院担当のファイザー社の中澤さんに聞いた話です。中澤さんは、アラフィフなので、 バイアグラ発売年1999年にすでにファイザー社の社員だったとのこと。 とても評判の薬だったので、 当初ファイ…

骨盤臓器に対するペッサリーリング自己着脱管理法(3)

(リング自己着脱のポイント) 自己着脱のポイントは、 最初は、リングに糸をつけて引き出しやすくすることです。さらに小さめのリングからフィテングを開始し、 脱落等があれば、4週間ごとにサイズをアップし適切なサイズを決定します。 リングの管理は、 週2~3回…

骨盤臓器に対するペッサリーリング自己着脱管理法(2)

(リング自己着脱のメリット) リングの自己着脱のメリットは、患者さま側にも医師側にもあります。 患者さま側のメリットとしては、 感染やびらんが少ないので、6か月に1回の通院でオーケーということが一番大きいでしょう。 さらにリングを取り出してセ…

骨盤臓器に対するペッサリーリング自己着脱管理法(1)

(骨盤臓器脱とは) 骨盤臓器脱は、主に妊娠・出産による 骨盤底の靭帯や筋膜の損傷を遠因とする 膣内へ小骨盤内臓器が垂れ下がり、 最終的には、腟外へ飛び出してくる疾患の総称で、 膀胱瘤・子宮脱・直腸瘤・腟断端脱などの、 下垂先端がどの臓器かで、呼…