イケメンを振り、仕事もない、放心状態のボーとしている倫子のところに、またしてもKEYが登場。
北伊豆観光協会のネットドラマの仕事をもってくる。
そして無理やり伊豆へ旅立たせる。
観光協会の撮影スタッフは、
結構キャリアのある老人たち。
感覚は新しく、倫子を若いとほめてくれる。
倫子は再び仕事に対する意欲を、取り戻す。
倫子の脚本で撮られるネットドラマの撮影の日、
KEY,小雪、香も、なんとなく伊豆に応援にきてしまう。
撮影が終わり、
すっかり倫子が元気になったのを確認して、
KEYは上機嫌で、
小雪と香に、不倫もセカンドもやめて、
仕事に逃げろという。”
とにかくその日は、4人は、伊豆で楽しい飲み会をする。
次の女子会では、
KEYは倫子を好きなのではないかということが話題になる。そして小雪と香は、
迷っている倫子とKEYの食事会を設定。
そこでKEYは、倫子に対して、
自分自身で連絡してこないような女とは、
恋愛できないと言い放つ。
KEYから振られた形になった倫子は、一人。
オトナになりきれない女達でも
別にいいではないかと開き直る。
KEYって、お父さんとか学校の先生のような、
妙におやじくさい年下の男性になってきました。
ちょっと倫子もここにきて、
古いですが、永遠の”美少女戦士セーラームーン”
のようになってきました。
つまりちょっと生意気なヒロインなんだけど、
肝心の戦闘シーンでは弱くて、そんな時は、
白馬の王子さまが現れて救ってくれるという、
お姫さまパターンになってきてます。
まあそのほうが、読んでいて安心はしますよね。
しかしKEY君、アラフィフおばさん達にとっては、
ちょっとうざったい男になってきた感じがします。
北原みのりさんが、東京タラレバ娘を
なぜ今流行るか理解できないマンガと言っていたのは
ここらへんにあるのではないでしょうか?
アラフィフおばさん達にとっては、
そんな都合のいい時に、助けてくれる
白馬の王子なんかいねーんだよ!!
と言いたくなります。
倫子をもっとどん底におとして、
しばらくして
ライティング能力を生かして、
別の仕事で復活なんてすると、
アラフィフ受けするマンガになるかも、
男は、仕事関係ではない、
イケメン、セックス上手を登場させると
もっと受けるかもしれません。(笑)