関口由紀のブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

骨盤底の1か所の損傷が複数の症状の原因。複数の損傷が1つの症状の原因

こんにちは

INTERNATIONAL SOCIETY OF PERVIPERINEOLOGY
ISPPという学会で、
ベルギーハッセルトに来ています。

この学会には、もう17年くらいでています。
ピーターペトロス先生のインテグラル理論を、
基本的に信奉している人々の学会です。

このペトロス先生は天才なんですが、
コミュニケーション障害があり
骨盤底医学業界では変人で通っています。

変人でも、インテグラル理論は素晴らしいので、
支えてあげようと考えているコアメンバーとともに
最近は、ペトロス先生の変人ぶりを知らない
アジアや東ヨーロッパの著作だけを読んで、
感動して参加してくるニューメンバーもおります。

ペトロス先生は、現在70代後半
天才の変人に生きている間に会っておけるチャンスは、ここ数年です。
日本の骨盤底医療業界で仕事をしているみなさま。
来年は、ルーマニアで開催です。
ぜひご一緒しませんか?

さて本日は学会最終日です。
本日も中村先生の代役で
出産による骨盤底の損傷をTFS手術で直すと、
頻尿、尿失禁、排尿困難感、骨盤痛などが改善する

という発表をしました。

インテグラル理論は、
排泄にかかわる症状と骨盤底の診察で、
どの靭帯が痛んでいるを推定する
理論なんです。

この推定をもとに、
傷んだ靭帯をテープで補強し、
テープの周囲にコラーゲンを造成させて、
新な靭帯を作りだすのが、TFS手術なんです。

たった1本のテープで、
それまで悩んでいた複数の症状が改善することがあります。

何本もテープを入れないと
困っている症状が改善しない場合もあります。

困った時は、
症状と解剖の戻れというのがペトロス先生の教えです。