昨日は、久しぶりの
昼の部・夜の部通し歌舞伎を観てきました。
午前11時から午後8時30分まで、ずっと観劇しているんですから
相当疲れます。
お金も相当かかります。
ですから時々しかしません。
でも今月は、
お昼の部は、菊之助がメイン
夜の部は、玉三郎がメイン
とファンが思う演目なんです。
(ちなみに歌舞伎座ですから、他の有名俳優もたくさんでてますよ。)
それで無理して、妹の事務長も連れて行ってきました。
(ちなみに私は、火曜日はオフなんですが、事務長は、休みではありません。
事務長って休みないんですよ。
土日も私といっしょに働くので、月の休みは1~2日です。
ですから歌舞伎座でも
幕間に、バンバン電話で呼ばれてました。超ブラックな仕事なんです。
彼女が痩せないのは、過労のためと言われています。)
さてお昼の部は、マハバーラタ戦記でした。
世界史で習った、マハバーラタ・ラーマーヤナの
あのマハバーラタです。
高校の時は、内容を全く知らず
マハバーラタ・ラーマーヤナと
お経のように唱えて覚えたもんですが、
54歳にして初めてその内容を知りました。
インドの古事記・日本書記といったような内容
その内容を、和装で演じるところがシュールでなんです。
昔は、日本でも、インドでも、西洋でも
神と王族は、コミュニケーションできたようですね。
それで、人間界が破滅しそうな時に、
そのまま放置しようという神と
チャンスを与えようという神に
分かれるんですが、
太陽神は、
チャンスを与えようとする派だったんです。
それで太陽神は、王族の姫に自分の息子を産ませます。
しかし王族の姫としては、
処女なのに、いきなり妊娠・出産していまい、
親にも言えず、悩んで、
ガンジス河に
その息子を流してしまうんですね・・・・・