さて本日は、漢方の話を少しします。
実虚は、
東洋医学の2元論からでた発想で、基本は陰陽論。
万物は全て、陰と陽の2つに分けれらるんです。
夏は陽、冬は陰。
男は陽、女は陰。
若者は陽、老人は陰。
等です。
そして実は陽、虚は陰です。
実証は、体力のある人。
(ストレスに対する反応性の小さい人)
虚証は、体力のない人
(ストレスに対する反応性の大きい人)
寒さや暑さ、長時間労働や過労などで
体調が悪くなる人は、基本的に虚証です。
一方、体調が悪化せず生活できる人は実証なんです。
一般的に、15〰50歳くらいの男性には実証が多く、
それ以外の女性・子供・中高年には虚証が多いんです。
いままでの日本の社会は、
実証の人でないと生き抜けない社会でした。
しかしこれからの日本は、
虚証の人が働き続けられる社会にならないと
労働生産性が確保できません。
本日は衆議院選挙でしたが、
結果がどうであれ、
そういう社会になってほしいですね。