ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

突然ですが、黄昏流星群 55 ネタバレ

突然55巻からのネタバレですが・・・

数日前に最新刊を予約で購入したので、こちらの話をします。

この黄昏流星群ですが、
島耕作シリーズの弘兼賢史氏の短編小説集で、
1995年からビックコミックスピッツに連載されているコミックです。

共通するテーマは、主人公が40歳以上
(最近は、60歳以上)。
すでに若くない男女のラブロマンスが、
各物語の主軸になります。

55巻もでていますから、
色々な立場の男女が、色々な場面で出会うんですが、
大抵は、ほんわかとしたハッピーエンドになります。
今回は、第1話 嶺上恒星がよかったので、
その話を・・・・

64歳の麗子は、
死別した夫や子供たちと住んだ家を手放し、東京の下町で一人暮らしを始めます。
そこで同じマンションの住人に老人麻雀サークルに誘われます。

ある日麗子は、夜のコンビニで小銭が足りなくなった時に、
すてきな白髪の男性に、立て替えてもらいます。
この男性長治は、中華料理屋の店員で、以前はプロ雀士

2人は惹かれあい、交際をはじめます。
しかし老人麻雀サークルには、
以前長治が、麻雀中にイカサマを見抜いた、
元いかさま雀士が所属しており、麗子を口説きます。
結局、昔のプロ雀士といかさま雀士は、
3日間の2人の麻雀で、勝負をします。

結果的に長治は、勝負に負けて町を出ていきます。

麗子は、長治から来た手紙の消印から長治を探す旅に出て
最後に2人は再会
海辺に小さな雀荘を作って、暮らしはじめます。


今回の60代の恋愛では、
お互いは、一人暮らしであると確認しあった後、
最初は、女性のほうから言葉で積極的に誘うんです。

現在の中高年が、若年である頃は、
女性は、男性に対して非言語的に誘うのがベストで、
言語的な最初のアプローチは男性のほうからしてもらったほうが、
結婚できると言われてました。

しかし60歳代ならば、
もう女性も結婚にこだわる必要なし。

麗子は、中華料理屋の外でバケツを洗っている長治に、
”お仕事終わったら、これからいっしょにお食事しませんか?”
とか、
何回か食事した後、入れ墨のある長治に麗子のほうから
”紋々(入れ墨)見てみたい。”
と言語的に誘っています。

こんなにうまくは行かないかもしれませんが、
こんなにうまく行ったらいいな・・・

と思わせる1話です。

ドクターX視聴中!手術の受け方。

今ドクターX新シリーズを視聴中なんです。
”わたし、失敗しないので”
これは、現代医学のアンチテーゼですよね。
私達医者は、患者さんに手術前の説明をする時に、
失敗のリスクを必ず説明します。

最近は、失敗のリスクを詳しく書いている説明書を患者さんに渡すんですよ。
でも、手術前の説明の時に、
失敗のリスクを事細かに説明されたら、患者さんは、手術する気がなくなりますよね。

でも手術って、普通は、98%以上だいたい成功するんです。
100人いたら98人は、成功するんです。

手術前の説明をよく聴いて、
この先生に任せてみようかなと思えば、その先生に手術をしてもらうし、
チョット心配ならば、セカンドオピニオンをしてもらいに、
他の医師の診察を受ければいいんです。

日本は、セカンドオピニオンを気軽に受けられる良い国です。
日本人は、手術嫌いですが、
手術でなければ治らない病状もたくさんあります。
手術前に必要なのは、充分な納得です。

蜃気楼家族 1ー4 ネタバレ 1巻は平和に終了

第18話
母の実家は、あーちゃんちと呼ばれていた。
祖母あーちゃんは、母と19歳違い。
和食が下手な母とちがい料理上手。
ただし早食いを強要。
なぜならば午後7時からパックをするから。
このパックの習慣は、病気の時の入院中も続けられた。

第19話
母は、3人兄弟。
6歳下の弟→無口の長身で、ベニスも大きい。
10歳下の妹→外資系キャリアウーマン、高齢出産で、女児1名あり。

第20話
実家は風呂無し。
作る計画をしてみたが、だめだった。

第21話
イベントのヒーローショーに、
父に連れていってもらった。
父がたばこを買いにいったきりいなくなり、
×華は、楽屋に迷い込むと、ヒーローたちがイチャチャしていた。
×華を探しにきた父は、そのヒーローたちにイチャモンをつけて、
ヒーローたちをボコボコにしてしまった。

第22話 
近所のおばあさんは、ひとり暮らしで、出前をよく×華がもって行っていた。
このおばあさんが、だんだんボケてきて、
身なりが汚くなり、出前の料金を払わなくなり、
×華の祖母が、隠れて面倒をみていたが、結局正月に一人で凍死してしまった。
まったく面倒をみていない息子は、
葬式の時に金目のものを取っていっただけだった。

第23話 
×華の、母方の祖父はコタツから動かない人だが、
地元の大手企業の重役で、労働組合のもと副会長、
それで年功序列で、市会議員に立候補することになった。
この選挙に×華の一家は、全面協力。
祖父は、演説がとても下手だったが、16年市会議員をしていた。


この第18話〰23話からわかるのは、
お父さんは、問題の解決に暴力を使用するタイプということ。
しかし1巻では、少なくともお父さんは、お母さんに暴力をふるっている形跡はない。
子供にも暴力を、あまりふるっていない。
×華の家庭は、×華が小学校低学年の頃は、そんなに経済的にも困っている形跡はない。

お母さんの実家の祖父は、革新系ではあるが、市会議員であり、祖母は、料理上手な専業主婦。
母は、家事上手ではないようだが、身ぎれいにしている女性っぽい女性。
しかし真面目なタイプ。


この二人の夫婦中が、どこで、何巻で破綻するかは・・・

乞うご期待

蜃気楼家族 1ー3 ネタバレ ひさしぶりです。今後は一家離散の要因をさがしながらネタバレしていきます。

蜃気楼家族1ネタバレの第3回目

ひさしぶりです。

第9話 ダイ・ハードな休日
休日は、家族で外食。
しかし父は、必ず料理の文句を言った。
それで、騒音の多いお店で外食するようになった。
また家族で意見が違うため、
お店を決めるために大ケンカになることもよくあった。

第10話 タカおじさん
父の弟のタカおじさんは、無職の風来坊で、
時々×華のうちに、金の無心にきた。

第11話 無心する男
タカおじさんの話の続き、
お父さんは弟にすぐお金を貸してしまうので、
お母さんは、2人ができるだけ会わないようにしていた。
そのうちタカおじさんは、いなくなってしまった。

第12話 ジャンボラーメンと出血
店にジャンポラーメンというメニューがあって、
これを食べて、失神した人がいるという話

第13話 耳そうじ
お母さんが、耳そうじが好きで、×華の鼓膜を破ったという話

第14話 目薬ビール
お父さんの酒量を減らすため、早く寝かそうと思ったお母さん。
目薬をビールに入れたら、お父さんは興奮してしまい、
お母さんは、襲われてしまったという話。

第15話 魔性の女のパンツ
店の常連の、魔性の女順子さん。
顔は悪いが、体がよく、料理が上手。
スナック勤めだが、町の男性は、次々誘惑されている。
この順子さん、、お母さんのお土産と言って、
別の客からもらったTバックパンツをお父さんにプレゼント。
お父さんは、隠したが、お母さんに見つかって怒られた。

第16話 ヤッパ―バーガー
魚津に初めてできたハンバーガー屋は、
ご近所の反対にあって、閉店

第17話 父のコントロール
父は、元野球部のピッチャー甲子園球児
無銭飲食の客に雪玉を投げて命中、捕まえたことがある。


さてこの蜃気楼家族、
最終的には、お父さんのDV他で一家離散してしまいます。
しかし1巻のお父さんは、そんなに問題のある人格に描かれていません。
いまたぶん60代-70代のお父さんは、
実は、亡くなった昭和10年生まれの自営業者であった。
私の父そっくり


例えば第11話では、
お父さんは、テレビを子供がみていると
勝手にチャンネルを変えてしまい、子供が文句をいうと、
このテレビは俺が買ったのものだから、
好きな番組を見たいなら自分で買えと言っていますが、
うちの父もまったく同じことを言って
現在事務長の妹は、悔し涙にくれていました。

また第17話では、
お父さんが元高校球児であったというエビソードですが、
うちの父も同じで、この元高校球児の横暴さに辟易しながら、
私は、元高校球児にすこし憧れていました。

私の父は、一家離散を免れ、
子供や孫に囲まれながら、息をひきとりました。

×華さんの家庭が、一家離散した要因は何か、
これを探しながら、今後はネタバレしていきます。

男性機能の「真実」by永井先生読みました。

川崎医科大学泌尿器科教授永井先生の新刊
”男性機能の「真実」”を読みました。
永井先生の講演は、面白いことで定評があるんです。

この本のつかみにもなっていますが、
講演時のいつもつかみは、岡山の昔話桃太郎です。

桃太郎では、
大きな桃が川をドンブラコと流れてきたのをおばあさんが拾って、
その桃の中に桃太郎が入っていたという話ですが、

実は桃太郎は、
おじいさんとおばあさんの実子だったという説をおもしろおかしく永井先生は話します。
昔は、50歳が寿命なので
35歳を過ぎれば、おじいさん、おばあさん。
しかし岡山や桃の他
栄養豊かな食品の産地なので、
男女とも健康状態がよく、
しかも二人とも働きものだったので、
35歳過ぎても、生殖が可能であった・・・という話です。

今回の永井先生の本の対象は一般の方々で、
泌尿器科医が知っておくべき男性性機能の知識を面白く解説した一般書とも言えます。

永井先生の持論では、
性機能が死ぬまで維持されていたほうが人間は、健康でいられるます。
男性の場合、勃起と射精は週2回はしたほうが、健康にいいのです。

しかし勃起と射精は、マスターベーションか、
大切な妻に対して行われるのが体によく、
不倫関係の女性への射精は、体に悪いとしてます。


女性の味方、永井先生ですね!

東京で歌舞伎をみる場合は、歌舞伎美人と国立劇場ホームページをチェック!

久しぶりに歌舞伎ネタです。
本日は、国立劇場で、
霊験亀山鉾ー亀山の仇討ー
という通し狂言をみてきました。

狂言とは演劇のことです。
歌舞伎には、他に踊りの部分もあるんですが、
通しとは、同じ物語を通しで行う狂言です。

歌舞伎は、まったく関係ない物語の有名な場面を、
3つくらい行うのが普通です。

さて歌舞伎俳優は、全て松竹の社員なんです。
日本で行われる歌舞伎の7割くらいは、松竹制作です。
この松竹制作の歌舞伎情報をチェックするのが、
”歌舞伎美人(かぶきびと)”というホームページです。

では残りの3割くらいが、どこで行われるかというと
国立劇場で行われるんです。
しかも季節が決まっており、春は、歌舞伎教室と称して2か月。
あとは、10月、11月、12月です。
歌舞伎教室は、歌舞伎振興のために大人が3000円くらいで、
ちゃんとした歌舞伎を観ることができます。

10月、11月、12月は、毎月違う演目が演じられるんですが、
チケットの売れゆきを気にしなければならない松竹系の劇場では、
中々お目にかからない、歴史的に重要な渋くで、玄人好みの演目が行われます。

この国立劇場の情報は、歌舞伎美人には出ておらず、
国立劇場ホームページを見る必要があります。

さて
亀山の仇討は、国立劇場10月の演目で、
片岡仁左衛門が悪役をしています。

仇を討たれるほうなんですが、
2回は、悪だくみをして返り討ちにします。
3回目についに討たれてしまいます。

このなかなか討たれず、憎々しげに笑う仁左衛門さまは、
とても70歳を越えているとは思えない、男の色気があります。

文化的趣味やボランティアの習慣のほうが、運動習慣より高齢者の生活の質を上げる

こんにちは
本日は、
メンズヘルス研究会という研究会に出席しています。
この研究会の特別講演で、
高齢者の生活の質を維持する要素としては、
文化的趣味の習慣(カラオケ等)や
ボランティア習慣(ご近所の方の面倒をみてあげる等)
があるほうが、
運動習慣だけがあるよりも生活の質は上がるとのこと
毎日出歩いて用事をしていれば定期的に運動しなくても
元気で長生きできるそうです。

確かに100歳以上の長生きの人が、筋トレしてます!
という映像あんまり見たことないですよね。