ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ~60日間入院して3回死にかけました。(4)~

さて黄疸があった頃にもっとも辛かった症状の1つが
強烈な排尿痛と排便痛なんですが、

実は、主治医に隠れて(笑)
痔の治療とエイジングケアセットによる(LUNA PRIDEショップ参照してください。)
GSM(閉経関連尿路生殖器症候群)のケアを連日しておりました。

また入院から10日間は、入浴はできませんでしたが、
それ以後は、平日は1日おきにシャワーを浴びさせてもらい陰部を洗いました。

ちょっと話がそれますが、入浴は、とても体力を使います。
ですから重病の時はあまり入浴しないのが原則です。
ですから私も入院中は浴槽に浸かることはしませんでした。

シャワーもできるだけ短時間にしました。
(でもとても陰部の調子が悪かったので、シャワーはどうしても浴びたかったんです。)

最初は、シャワーは1日仕事。
入浴後はとてもとても疲れて、その後は一日ゴロゴロしていました。
髪の毛にドライアーをかけるのもつらく、妹にしてもらっていました。
現在は、退院して自宅療養中で、まだゴロゴロしていますが、
バスタブに浸かったり、入浴後髪の毛を乾かした後でも
そんなに疲労感を感じなくはなってきてとても幸せを感じています。

さて話を、排尿痛と肛門痛にもどしますが、
黄疸のあるうちは、茶色のビリルビン尿による膀胱刺激による頻尿と、
強烈は排尿痛、さらに白っぽい便による頻便とこれも強烈な排便痛がありました。

陰部痛専門の医師である私が、
完璧にケアしても、頻尿と頻便があるうちは、すこしずつはよくはなりましたが、
陰部痛が完全に改善することはありませんでした。

頻尿と頻便を改善しないかぎり
鎮痛のための薬をいくら使っても陰部痛を治癒することは困難だと
今回のことにで、専門医ながら学びました。

またいくら陰部の粘膜を治療しても、
尿や便の内容に粘膜刺激ある物質が含まれていると
陰部痛は完治しないことも強く認識しました。

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