ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

依存症体質

自分が、依存症体質であることは、高校生の頃から自覚がある。
その後30年、
依存症の自分と付き合ってきているのだが、
この付き合いもいい時と悪い時がある。
現在は、かなり長い間の友、
アルコールとの関係性が微妙なのだ。

私は普段、ハイボールは焼酎のお湯割りを
2~3杯毎日のむ生活を続けている。
しかし最近会合やパーティーで、5~6杯飲んでしまうのだ。

昔は、このくらい飲んでも、
翌日そんなに辛くなかったが、最近はめちゃくちゃ朝が辛い
嘔気とうつ気分で、起き上がるのがやっと。
それで朝は、
”もう絶対酒を辞めよう”と誓う
だが夜になると飲んでしまうのである。

しかし、しかししかし
2~3杯で辞められば、
翌日は、そんなに気分悪くなく生活できるのである。

そこで、
会合で5~6杯飲むのを回避するため、1杯しか飲まず、
帰ってきてからの楽しみに1杯をとっておこうかと思っている。

そんなに辛いならば、すっぱり酒を辞めろと家族はいうし、
アルコール依存症の本にも、
すっぱりやめないと依存症は治らないと書いてある。
しかしそんなにすっぱり辞められたら
もともと依存症体質ではない人なのだ。

そういえば、こういう話がある。
依存症体質の米国のアーチストが、
酒、たばこ、女、ドラッグときて
最後に依存したのが、ジョギング。
ジョギングならば、健康によくて問題はないと思われるが、
彼は、なんとジョギングに依存しすぎて、
両足の疲労骨折を起こしてしまったということだ。

しかし依存症も、
丈夫な体と、金銭的・空間的自由があるから許される面がある。
私の父は、胃がんになりながら
酒もたばこも、やめられない依存症体質だったが、
亡くなる最後の4週間は、
入院ベットの上で、体力と自由を奪われ、完全に禁煙、禁酒できた。
モルヒネ投与が開始されたので、こちらに依存できたとも言える。)

依存症体質の人間は、
さように心が弱く、
心が弱いために、
体を壊し、
平均余命より早く
人生を終えるわけである。


・・・と暗くなったが、
家族に、嘲笑されながら、
しばらく減酒作戦を実行してみたい。