さて妹のメリーベルを、バンパネラにさせないために、
エドガーは、メリーベルが、6歳の時に別の土地に預けることを望む。
しかしその後、メリーベルが13歳になった時に、メリーベルの前に現れてしまう。
この頃メリーベルは、実父の伯爵の養女のとなり、幸せな日々を送っているが、
彼女は、バンパネラになりエドガーと生きることを選ぶ。
1880年ごろ、
ポーの村に住んでいたエドガーとメリーベルは、
養父母の役割を担うポーツネル夫妻とともに、新しい血を求めて都市に移り住む。
この時の新しい血を得る作戦は、結果的に失敗し、
ポーツネル夫妻とメリーベルは死んでしまう。
一人生き残ったエドガーは、
学校の同級生アランを新しいパートナーに選び、2人の新しい旅が始まる。
二人は一緒に、20世紀を生き抜くが、
1976年ごろアランが、焼死してしまう。
たくさんのエビソードは、
エドガー+メリーベルペア
または
エドガー+アランペア に
遭遇した人々の人間模様として描かれている。
今回のポーの一族 春の夢では、
1944年前後の第2次世界大戦末期の
イギリスの田舎町ウェールズ地方アングルシー島が舞台である。