ビリルビンがやっと５以下になり
黄疸もだいぶよくなり、体温も３７度台におちついてホッとしていた頃。
夕方のみの３８度台の発熱がでてきました。
その頃には、発熱にもなれて
38度くらいだとあまり辛くありません。
頭痛と寒気がでてきたなと思って体温を測ると38.4度くらい。
解熱剤を飲んでも、飲まなくても
寝る前になると熱は下がるので、
数日で解熱剤は飲むのを止めてしまいました。
そして頭をアイスノンで冷やして丸まって、数時間寝ていました。
悪寒は数時間で改善しますが、頭痛は、深夜まで続きます。
しかし体というのは順応するもので、
多少の頭痛はあっても、
夕飯は食べたし、
テレビやＹｏｕＴｕｂｅは見てましたね。
食事は食べると
病院食であるという条件を差し引いてもあまりおいしくないのですが、
不思議とテレビでは、食べ物の番組を好んで見てました。
他人が美味しそうにガンガン食べ物を食べている映像をなぜかみたいんです。
しかし活字はまったく読む気がしません。
本が読めるようになったのは、退院１週間くらい前からです。
最初は、１日１回のむ抗ウィルス剤のためかと思っていましたが、
飲む時間を変えても必ず夕方に熱がでます。
また肝臓が悪いのだから直接ビリルビンが高くなり
良くなってきたら直接ビリルビンが低下するはずなんですが、
ビリルビンが５くらいに低下してきてからは
高ビリルビン血症は、間接ビリルビンが主体になって、さらに貧血がすすんできました。
消化管は、胃も大腸も、最後には、小腸も調べましたが、異常なし。
血液検査上は、フェリチンが高い大球性貧血でした。
貧血の原因は、炎症によるものでしょうかね～
そうですね～
なんて主治医グループの医師とのんびり構えていたら、
みるみるうちに貧血がすすんできてHBが約５まで低下し、
トイレに行くのも動悸、息切れがでて苦しくなってきました。
肝不全も、黄疸も苦しいですが、ひどい貧血も急になると相当苦しいです。
結局１回輸血しました。
貧血のいいところは、輸血で驚くほど、元気にななるところ。
どんどん貧血がすすんだらどうしようと思っていたら、
一度輸血したら、その後は急速な貧血の悪化はなく、
夕方の発熱もだんだん起きなくなったため
横浜中央病院に約６０日間の入院した後退院となりました。
その後血液内科にに相談しましたが、薬剤性の溶血性貧血だったようです。
