ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ(16)~最強の体調管理by 熊本悦明~

熊本悦明先生は、
御年90歳の男性医学の父なんですが、
この先生が、ダイヤモンド社から
”最強の体調管理”という本を上梓しました。

この本は、
熊本先生のまさに集大成ともいえる
テストステロン(男性ホルモン)をはじめとする
ホルモンの一般書なんですが、
医師が読んでも説得力がある本です。

健康な脳からは、
性腺刺激ホルモン”ゴナドトロピン”と”副腎皮質刺激ホルモン”
の2つの刺激ホルモンがバランスよく分泌されています。

過剰なストレスがかかると、
副腎皮質刺激ホルモンの分泌が過多になり
ストレスホルモンと呼ばれる”コルチゾール”が増えます。
そうすると
ゴナドトロピンが相対的に減って
性ホルモンの分泌が減ってしまいます。

この減り方は、
テストステロンで著しく、
テストステロンが低下すると生きる意欲が低下し、
全身がだるくなり性欲が落ちます。

ストレスには、
心理的ストレス”と”身体的ストレス”がありますが、
テストステロンを低下させるのは、圧倒的に心理的ストレスとのこと。
一方
性的パートナーや、ちょっとでもパートナーになる可能性のある人と
会話したり触れ合ったりすると男女とも
テストステロンやドーパミンオキシトシン等の
”幸せホルモン類”がアップし、元気になるとのこと。

熊本先生の御本では、
この辺りのホルモンの動きを経験と実験から詳しく説明しています。
又テストステロンを高める生活習慣は、
入浴、
筋トレや
ランニング・ウォーキング
肉・香辛料
睡眠のとり方にあるんですが、
この辺りも詳しく御本の中に書かれています。
一読の価値ありです。
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