ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ドクター関口の下ネタトリビア(11)トルストイ著アンナ・カレーニナをまんがで読んでみた。(2)

さて次に読んだのが、
アンナ・カレーニナです。
これは、男女関係一色の内容でした。
(しつこいですが、あくまでもマンガではです。)

ロシア革命
農奴解放も
男女関係も
同列の問題なんですよ
人間にとっては・・・・
(これは同意できます。)

ざっくり言うと
貴族で、一人子供がいる絶世の美女妻アンナ・カレーニナに、
若いイケメン貴族が猛アタック。
夫との生活に、満足していなかったアンナは、若い貴族との不倫に走ります。
ここにこの若いイケメン貴族を好きになって振られた女性と
この女性を好きな男性との話も織り込まれています。
結局この振られた者同士は、後々結婚して、
男性のほうは、人生の意味をとかを考えるんです。

一方いくつかの事件の後
夫・子供と別れ
若いイケメン貴族とアンナは暮らし始めます。
しかし
ロシアの法律と子供への未練で、離婚できないアンナに
若いイケメン貴族の気持ちは少しずつ盛り下がり
さらにイケメン貴族の実母は、若い女性をイケメン貴族に勧め
最終的には若い女性とイケメン貴族の浮気を疑ったアンナは、
鉄道に投身自殺してしまうという内容のようです。
(くどいですが、マンガしか読んでませんよ。)

トルストイ
オーなんという、身近な話題を扱っているのか!
というのが最初に印象です。

アンナの結末が悲惨なのは、
19世紀のキリスト教社会では仕方ないと
ウキペディアには、書いてありました。

さらにウキペディアによれば
このアンナ・カレーニナは、ロシアの新聞連載小説だったそうです。

現代でも
生活力のある夫と、かわいい子供を捨て若い男に走る美女は、
バッシングの対象となりますが、
19世紀ロシアでは、とっても非社会的な新聞小説だったんでしょうね。
日経新聞に“失楽園”が連載されている時に、
日経新聞の発行部数が伸びたそうですが、
これと似たような現象がロシアでも起きたのではないでしょうか?

さてアンナは、投身自殺する時に神に救いを求めるんです。
もしアンナが、日本女性だったらこれはないでしょう。
ここからアンナが日本女性だったらという
妄想が始まるわけなんですが、

パターン
どんなに夫が、つまらない男性であっても
すくなくとも子供が成人するまでは、添い遂げる。
(セックスするしないにかかわらず)

パターン
若い男性に、はしった場合
その男性の浮気を疑ったら自殺せず
心中を強要する。

パターン
若い男性に、はしった場合
その男性の浮気を疑ったら
その若い男を見限って次の男性に乗り換える。

パターンは、
まだまだ標準日本女性

パターンは、
超古典的日本女性
歌舞伎にいるタイプ

でもアンナが現代日本女性だったら
パターンでしょう。

だって年下男性がそそられる超美人なんですよ。

それに
子供に未練があると言ったって、
その子を置いてすでに1回男と逃げたんですよ。
開き直らないとその後の人生生きていけませんよ。


しつこいですが、
マンガしか読んでませんから!
ここまで書いたら
ちゃんと小説も読んでみようかなと思っている
今日この頃です。
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