関口由紀のブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ドクター関口の下ネタトリビア(11)トルストイ著アンナ・カレーニナをまんがで読んでみた。(1)

とてもひさしぶりの下ネタトリビア
このコーナーを、とても楽しみにしてくださる方が多く
早く次回を書くように要望されていたんですが、
このブログの目的は
女性医療クリニックLUNAグループの認知度を高める
ということですので、ついつい後回しになっておりました。

さて今回は、トルストイアンナ・カレーニナです。
しかし正直言いまして、
トルストイは、敷居が高いような気がして
最も読書する中学・高校時代に避けてしまい、読んでいなかったんです。

ところで
読書を電子書籍でするようになったこと・・・
さらに老眼の進行で、1日に読める文字数が制限されてきたことの
2つの理由で、最近マンガをよく読むようになりました。

まんがで読破シリーズは、現在139冊でているそうです。
私は、なにかの論説番組で、
中国の習近平が、望んでいる社会は、
ジョージ・オーウェル作“1984”のような社会だと言っている人がいて、
興味を持ち、その本を検索したら、
“まんがで読破”シリーズになっていたので、
さっそく購入して読んでみたのが
このシリーズを読むようになったきっかけです。
はっきり言って、このシリーズ
あらすじが追える程度の内容です。

しかしあらすじも知らない
世界の名作のあらすじを知るのも重要だと思うんです。

それで、
中学・高校生の時に読んでいなかったトルストイ読んでみました。
最初に購入したのは、戦争と平和
ナポレオンが、ロシアの冬将軍に撤退を強いられたという話は有名ですが、
この話をロシア側からみた小説でした。

次によんだのが“復活”
カチューシャという美しい女性が、メイドの時に若い貴族の犯されて妊娠、
結局娼婦となり殺人事件に関与、
無実の罪を着せられたのを、もと若き貴族がたまたま目撃。
この貴族は、カチューシャを助けようするという話でした。
この2人の関係に農奴解放という社会問題が、からんできます。

この物語(あくまでもマンガでの話)
興味深かったのは、

19世紀のロシアで女性が結婚せず、
一人で生きていくための職業は、

1、低賃金の工場労働
2、雇い主の性的パートナーになることを前提としたメイド
3、政府公認の娼婦

しかないと言い切っていた点です。

カチューシャは、この3つの選択肢のなかで
自分の“美人”という優位性を生かせるのは
娼婦であると選択して娼婦になっていきます。
貴族は、
カチューシャが娼婦に身を落としたのは自分が原因だと思い、
彼女を救うために、とても努力するんですが、
カチューシャにとっては結構大きなお世話として描かれています。

この結婚か娼婦か低賃金労働の3択しか女性の人生に与えられていなかったのは、
19世紀のロシアにかぎったことではなく、
先進国と呼ばれている国でも、
ざっくり100年くらい前までは普通の状態でした。
世界的にみれば
この状態の中で生活している女性が、まだ多数派かもしれません。

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