ドクター関口のちょっとセクシーな女子会ブログ

女性医療クリニックLUNAグループ理事長のプログです。健康ネタ、マンガネタバレ、旅行ネタ、歌舞伎ネタが豊富です。

ドクター関口の下ネタトリビア(3) ”まったくバイアグラが売れなかった東洋の奇国日本”から”精子力アップ法”まで

さて真面目ネタの間の下ネタトリビアの日です。
本日は、
当院担当のファイザー社の中澤さんに聞いた話です。

中澤さんは、アラフィフなので、
バイアグラ発売年1999年にすでにファイザー社の社員だったとのこと。
とても評判の薬だったので、
当初ファイザー社は、独自の調査を行い売り上げ予想をたてていましたが、
蓋をあけてみると、予想外に売れずその年の業績は下方修正されました。

予想に使用した数字は、各国の男性の年間セックス回数。
昔も今もあまり統計的数字は変わらず
ざっくりフランス男性300回、米国男性150回、日本男性は30回です。
この日本人のセックス回数の少なさは、当時から認識されていたらしいのですが、
セックスしている期間の予想違っていたようです。

フランス人や米国人の統計は、15〰80歳の数字だったようですが、
日本人の数字は、もっと短期間の数字だったようです。
(たぶん20〰60歳以下くらい)

つまり日本人の性生活は、回数も少なく、期間も短かったのです。
理由は、いろいろ考えられていますが、
私が有力と思うのは、
米食説・・・日本人は、米を食べるため、ビタミンEの摂取量が
 多く、生殖能力が高い。それで数少ないセックスで生殖可能。
②参勤交代説・・・江戸時代から生殖を終えた男女は、
 別々に住むようになったため、夫婦間でのセックス回数が減った。
(参勤交代や単身赴任)
③家制度説・・・日本では結婚は家のつながりなので、
夫婦間に性生活があるかどうかは結婚制度維持に関係ないため。
➃長風呂好き説・・・日本人は、熱い風呂に長く入るのを
好む民族。これが精巣にダメージを与えている。

などでしょうか。

長風呂で思いだしましたが、
先々週くらいにNHKで”精子クライシス”という番組が放映されました。
順天堂大学の堀江教授や、独協大学越谷病院の岡田教授が出演して
日本男子の精子力が低下していることを訴えておられました。

そして最後に精子力アップ7ヶ条を提示していました。
活性酸素除去
→①軽めの運動
 ②禁欲しない
 ③亜鉛の摂取
テストステロンアップ
→➃体重管理
 ⑤質の高い睡眠(7時間程度)
その他
 ⑥ 長風呂・サウナを避ける
 ⑦びっちりした下着をはかない

なるほど~
息子には、トランクスかふんどしをすすめたほうがいいかも〰。
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