歌舞伎の話を3日に渡り書いていた私ですが、
実は、現在米国サンアントニオという町で、
米国性機能学会に参加しています。
超マニアックな話なんですが、
2年前にフリバンセリンという女性の性的意欲障害改善薬が、
はじめて米国で認可されたんです。
この薬、
日本で認可される可能性はいまのところまったくないんですが、
さらに今回の学会では、ブレメラノタイド(BREMERANOTIDE)
という新しい女性の性的意欲障害治療薬が
いきなりプラセボ・コントールスタディー
(二重盲検試験)終了で登場してきました。
フリバンセリンより、吐き気やめまい・眠気などの副作用が少ないそうです。
女性の性的意欲障害の薬は、
脳内のドーパミンを上げてアドレナリンも上げて
セロトニンは、
7つの型のうち特定の型を上げて、特定の型を下げる薬を探せばいいようで、
今後もどんどん開発されそう。
でも日本では、ニーズがないということで、
薬剤メーカーは、日本での認可になかなか踏み切れません。
性的意欲障害に悩んでいる日本の女性のみなさん。
もっと自分の悩みを訴えてください。