倫子は、イケメンマスターに映画女優の髪型にかえてとお願いされるが、
抵抗を感じて髪型を変えることができない。
一方アシスタントのマミちゃんは、
全く抵抗なく、彼のいう通リに髪型を変えてきた。
イケメンマスターの部屋でのデートを楽しもうとするが、あまりに彼が、映画マニアなので、
違和感を感じてしまう。
その中で、倫子は、”ああ、思いだした。
男と付き合うってこういう感じだった。
相手に合わせて話して、気い遣って、
クソつまらねえ話でもうんうん楽しそうに聞いてあげて・・・”と鼻白んでしまう。
そして自分は、この状態は耐えられないと自覚する。
そしてイケメンマスターと分かれてしまう。
いつものように3人で女子会をしながら、”
他の女がいても、一緒にいて楽しい男と、
私だけのものだけど、一緒にいてもしっくりこない男、
どっちがいいんだろうね。”
などと究極の会話をして夜も更ける。
おおイケメンマスター振るんですね!!
自分を好きだと言ってくれて、
やさしくて、
背が高くて、顔がよくて、
料理もうまくて、
セックスもうまいのに!!
会話がかみ合わないという理由で!!
アーでも、30年後にイケメンがデブメンになって、
会話がかみ合わないという
現実だけが残る可能性が回避されますね。(笑)
会話がかみ合わないのに、
セックスがうまいはずはなく
、現在のところセックスがうまいと感じていても、
それは、それまでの彼が下手すぎたからうまいと感じるという相対的な感覚かもしれませんしね。
やはり長くつきあうのは、
価値観の似た人がいいかもしれません。
”他の女がいても、一緒にいて楽しい男と、
私だけのものだけど、一緒にいてもしっくりこない男、
どっちがいいんだろうねという問には、
生物学者の竹内久美子さんが回答しています。
人間も含む哺乳類の世界では、女性は、
まず自分の容姿を勘案して、他の女がいても、
一緒にいて楽しい男の一番目の女になれないと判断した場合、
まず私だけのものだけど、一緒にいてもしっくりこない男と結婚。
2-3人子供を産んだ後、
他の女がいても、一緒にいて楽しい男の2-3番目の女として4-5番目の子供を産むそうです。
(くわしくは竹内久美子先生の本読んでください。)